【№787】津波予報から学んだこと 函館4日目

名古屋市中区千代田にある

スモールジムWell代表トレーナーの

室谷亮介(むろたにりょうすけ)です。

 

さて、函館4日目の本日は、お墓参りに行ってから、函館の中心地を観光するという予定でおりました。

ですが、皆さんもご周知のとおり、カムチャツカ半島沖で発生した地震により、日本の太平洋側を中心に津波警報が発令され、函館でも1mの津波予報が出ましたので、観光どころではありませんでした。

お墓は高台にある為避難がてらお参りに行き、そこから標高が高いところや内陸部の観光地をドライブをし、夕方ごろに帰宅をしたという1日でした。

結果的には函館港に到達した津波の高さは30㎝で、何の被害も出ませんでした。

 

まずは、被害が無くてホッとしました。

また、予測の難しさ、発信の責任も感じました。

 

当初は北海道の太平洋側は3mの津波が来ると予報が出ており、かなり強く避難を促されていましたが、ふたを開けてみれば50㎝ほどの津波で何の影響もありませんでした。

だからといって、避難指示を出さなければよかったとは思いませんが、避難指示が出たことによって、多くのお店が店を閉め、公共交通機関が運転を見合わせ、避難中に事故を起こし命を落とした人も出ました。

 

結果的には「避難指示によって、多くの人が困ることになった。」という形になってしまっています。

 

避難指示を出さずに多くの人が被害にあうことを一番避けるべきですが、このようなことが続くと、オオカミ少年のように、本当に大切なときに、「あぁ、またいつもの避難指示か、今回も何事もないだろうから避難しないでおこう」とならないか心配です。

 

今回のことから、津波予測の難しさと、発信をする責任について考えさせられました。